美容外科情報室

 
 

脂肪注入とバッグではどちらがいいの?



脂肪注入は自分の脂肪を脂肪吸引で取り、それを注射で胸に注入するので、自然な仕上がりになり、しかも太ももやおなかの脂肪が気になる人には、プロポーションを整える効果があります。しかし難点はそんなに胸を大きくできないことです。平均1〜1.5カップぐらい、ひとまわりぐらい大きくできます。うまくいけば2カップぐらい大きくなることもありますが、逆に取れる脂肪の量が少なかったりすると、0.5カップぐらいしか大きくならない場合もあります。従って2カップ以上大きくしたいという人には勧められません。でも全く変わらないということはなく、今より大きい胸にはなります。
バッグの方は、バッグの大きさが50cc〜500ccぐらいまで10cc単位であり、自分でどれくらい大きくしたいかによって、大きさを決められるので、自分が思った通りの大きさにすることが可能です。最近のバッグは、触った感じも自然の胸に近づき、耐久性も向上していますので、破れたりすることもほどんどなく、何十年も大丈夫だと言われています。しかし健康診断などで撮るレントゲンには最近のバッグはほとんど写りませんが、より詳しく調べる乳ガン検診などで用いられる最新の画像診断装置には写りますので、あらかじめお医者様に言っておく必要があります。あと仕上がりも自然でバッグが入っているのがわからない人もいますが、なかにはよく触ってみるとバッグが入っているのがわかってしまう人もいます。これはその人のもともとの胸の大きさや脂肪のつきぐあいや、形などによる要素が大きいですが、バッグの種類や大きさ、バッグを入れる場所(乳腺下か大胸筋下か)によっても違ってきます。
安全面でいいますと、脂肪注入もバッグも同じです。術後のトラブルや合併症も新型のバッグを用い、技術のしっかりしたクリニックで行えば、脂肪注入もバッグもほとんどありません。従ってどちらのやり方を選ぶかは、当院の場合は以下のようにお勧めします。

・1カップUPぐらいでいい→脂肪注入
・できるだけ大きくしたい→バッグ
・やせている→バッグ
・脂肪を取りたい場所がある→脂肪注入
・異物を入れるのに抵抗感がある→脂肪注入



Q1:手術はどのような方法で行われるのですか?



ハイパーウエットメソッドという、うすい麻酔薬と止血薬を混ぜた液を大量に脂肪層に注入して行う方法により太股や腹部から吸引した脂肪を、無菌操作で不純物を取り除いてバストの左右に配分して針で注入します。当院では脂肪の定着率をあげるために、5層分離注入法といって、脂肪層を粒の大きさ順に5層に分けて特に定着率のいい粒の大きな脂肪を、血行が豊富で定着しやすい大胸筋下、大胸筋内、大胸筋周囲に集中的に注入しています。これにより従来は20〜30%ぐらいだった脂肪の定着率を40〜60%ぐらいまでひきあげられます。部分痩せをしたいところから吸引すれば一石二鳥ですが、注入量がたくさん確保できるのは(1)太股裏・おしり(2)太股表・膝上(3)腹部の順になります。太股裏・おしりでも足りない場合や、ご希望に応じて一度に太股裏・おしりと太股表・膝上、ふくらはぎの脂肪吸引をすることも可能です。バストの大きさに左右差がある場合には、どちらかに多めに注入量を配分することもできます。 当院では脂肪注入の症例数が1万件を超えており、注入量も一般的な量の2〜3倍の400〜800ccぐらいを注入可能です。




■胸の手術 料金表

手 術

料 金(税別)

備 考

バストアップ(バッグ)
※スーパーナチュラルバッグ

890,000
(税込934,500)


バストアップ(脂肪注入)

930,000
(税込976,500)

注入料金250,000
(税込262,500)
脂肪吸引料金680,000
(税込714,000)
追加注入の場合
脂肪吸引料金のみ

バッグ抜去

250,000
(税込262,500)


陥没乳頭 (片側)

200,000
(税込210,000)


乳頭縮小 (片側)

200,000
(税込210,000)


乳輪縮小 (片側)

200,000
(税込210,000)